先日念願が叶ってジブリパークに子どもと行ってきました。その際に色々事前に知っておけばもっと快適に楽しめたのに…と思うことが複数あったのでまとめていきたいと思います。
ジブリパークに行った感想

私は大のジブリ好きで、小学生のころにラピュタの曲にハマり、そこから劇場公開される作品は全て見てきました。
一方子どもはメジャーな作品はおおむね見ているものの、私よりはあまり関心なし。さらに夫は幼少期からあまりジブリに触れてこなかったため、ほとんど興味なしという状態でした。
家族の中で私だけがずっと行きたかったジブリパークですが、子どもが小学校中学年になり、行動が落ち着いてきたため今回足を運ぶことにしました。我が家では、1日で周り切れるかどうか不安だったため「ジブリの大倉庫」「もののけの里」「魔女の谷」に入れるジブリパーク 大さんぽ券スタンダードを購入。
私は、とても楽しい時間を過ごしました。ただ、もう少し事前に知っておけばよかったということが多かったため、以下にまとめます。
ジブリパーク攻略|小学生連れで快適に楽しむために事前に知っておきたいこと
①子どもが遊べるところは少ない
正直アトラクション感覚で行くと「物足りない」と感じやすいかもしれません。ディズニーランドやUSJのようなアトラクション型のエンタメとは根本的に異なり、代わりに展示観覧や外観鑑賞、自然散策が中心なパークです。
インスタ映えを狙う写真を撮る、ジブリの世界観を体感するには良い場所だと思いますが、我が家の子供達は少し物足りなかった様子。「もののけの里」の滑り台も、正直なところ、何度も自由に滑れる雰囲気ではありませんでした。
子供達は無料開放されていた「猫の城遊具」が一番楽しかったと話していました。
②思ったよりも歩く
ジブリパークは想像以上に歩行量が多い場所でした。そのため、周る順番を間違えると駅まで帰るのが大変という事態になります。我が家も一番奥にある「もののけの里」から駅まで歩いて帰るのに足が悲鳴を上げていました。
特に電車で来園する場合は、「ジブリの大倉庫」をどの時間帯に組み込むか、またどのルートで回るかを事前に考えておくと、無駄な移動が減り負担も軽くなります。
我が家は座るところも多くないため、親もダウンしてしまいました。子供も大人も、快適に歩ける靴で足を運ぶことをおすすめします。
③混雑しているところは決まっている
ジブリパークは予約制のためか、他の遊園地と比べてどこもかしこも混雑している様子ではありませんでした
ただしショップやレストラン、カオナシの写真スポットは大行列でした。子どもが「これ欲しい!」と手に取っても、レジの行列を見て親子共に疲れてしまいました。
お腹が減ると子供の機嫌が悪くなるもの。レストランはピーク前に入るか、こだわりがなければ愛・地球博記念公園内の別のレストランを利用した方がよいと思います。
④作品を知らないと楽しめない
ジブリパークは作品を事前に見ていないと、子どもには何が再現されているのか全く伝わりません。
登場する建物やキャラクター、小道具の一つひとつが持つ意味や背景を知らなければ、子供は「よくわからない場所を歩いているだけ」という状態になりました。
「ジブリの大倉庫」の展示コーナーでは、歴代作品の原画や制作資料が並んでいますが、これらも作品を知らなければ「絵が飾ってあるだけ」にしか見えないでしょう。
私にとっては貴重な展示もよく分からない子供にとっては「ここはつまらない」という反応でした。
できれば事前に作品を家族で見ておくことをおすすめします。ただし、ジブリ作品はAmazon Prime Videoなど主要な配信サービスでは長編映画の取り扱いが少なく、視聴できる手段が限定されているのが現状です。
今後のジブリ文化を広げていくためにも、子どもがより気軽に作品に触れられる環境が整えば、ファン層も広がると感じました。
まとめ
これからジブリパークに行くという人は、意外に子供が遊ぶ場所が少ないということ、よく歩くことなどを意識されると良いでしょう。
今後のジブリを盛り上げるためにも、子どもがジブリ作品に触れることが大切ではないでしょうか。また機会があれば、子どもと一緒に足を運びたいと思います。

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