「実母との関係がしんどい」と感じながらも、心のどこかで「親を大切にしなければ」という気持ちに縛られていませんか。でも罪悪感にとらわれ、どう距離を取ればよいのか悩む人は多いものです。
この記事では、罪悪感を抱くことなく、母親と心地よい関係を築くために私が実践した方法をご紹介。より良い親子関係を築くヒントが見つかるでしょう。
実母との関係に疲れるのはなぜ?よくある原因と負担
実母との関係に疲れるのはなぜか、その理由は人それぞれですが、多くの人に共通する原因として「親子」という特別なつながりに、過度な期待や依存、役割のずれがあるように感じます。
過干渉とコントロール
多くの母親は子どもに対して無意識に高い期待を抱きがちです。それは年齢に関わらない物と思います。成人後も母親が子どもの領域に踏み込みすぎた、逆に子どもが母親に過剰に依存したりしやすくなります。
世代間の価値観の違い
世代や環境の違いから、母と子の価値観が異なることは自然なことです。しかし、それが理解できない、受け入れられないことも少なくありません。
子ども側の罪悪感や葛藤
子どもも「母親に嫌な思いをさせてはいけない」「親不孝は避けたい」と考えすぎて、必要以上に我慢するケースもあります。私の場合も父が早く亡くなったため、「支えなければ」という気持ちが強くありました。「大切にしたいけれど重荷に感じる」という感情の間で揺れ動き、疲れ果てていました。
心の疲れに気づくセルフケアと実母との適切な距離の保ち方
心の疲れに気づくためには自分の感情を丁寧に観察することが必要です。電話や訪問後に疲労感が残る、何気ない会話で気分が沈む場合は、心がストレスを感じているサインです。
こうした感情は、無理に押し込めると自己否定につながり、日常生活にも影響を及ぼします。まずは「疲れている自分」を認めることが、セルフケアの第一歩です。
疲れを感じたら、訪問や連絡の頻度を見直します。「ごめん、その日は先約があるんだ」「今はちょっと忙しいから」など、柔らかく、しかしはっきりと断る練習をしましょう。電話やメッセージのやり取りも、必要な時だけに制限することで、負担を軽減できます。
母に対して事前に相談するのではなく、事後に報告するスタイルに切り替えることも効果的です。私も何でも子どものことを母親に相談していましたが、口を出されることが嫌で後から報告するスタイルにしました。
疲れを無視せず、自分を大切にすることこそが、実母との関係をより良くする第一歩となります。
最後に
結婚して家を出てから、実母との関係に悩むようになりました。離れて暮らすとより価値観の違いが出てきますよねって出てきますよね。私自身娘がいるので、成人した後の娘との関係も気をつけたいです。

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