こども食堂とは何?問題点や補助金、利用方法など疑問まとめ

子育て
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こども食堂という場所をご存知ですか。こども食堂は全国に2,000か所以上あり、子供達の居場所にもなりつつあります。子供を持つ親として、こども食堂に関する知識は持っておきたいところ。ここでは、こども食堂とは何かという初歩手的なところから疑問点を解決していきたいと思います。

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全国に急増中!こども食堂とはそもそも何?

こども食堂は、無料や安い値段で子供達ご飯を提供している場のことを指します。私の住んでいる場所の近くの子供食堂は、子供は無料で、大人もワンコイン以内で食事が提供されています。運営しているのは、ボランティア団体や民間団体、個人が手掛けているなど形は様々です。(7月20日追記:ここではざっくりと子供食堂を紹介したいと考えているのでこの表現を取っています。どんな運営がされていのか詳しく知りたいという人は、お住まいの近くの子供食堂などをチェックしてみましょう。)

こども食堂の目的とは?

こども食堂では、家庭の事情から普段はお腹いっぱいご飯が食べられない子供や毎日一人でご飯を食べる子供に居場所を提供しています。栄養満点のご飯が食べられるだけでなく、人と交流することによって食事の楽しさやコミュニケーションの大切さを子供達に伝えることができます。もちろん子供一人だけではなく、親子で利用することが可能です。こども食堂によっては、一人暮らしをしている高齢者の人もウエルカムな場所もあります。

こども食堂の問題点は?

子供の栄養や居場所作りなど良い点ばかりという印象のあるこども食堂ですが、問題点もあります。

人材の確保

こども食堂では、食事の提供などをボランティアで行っている場合が多いです。大人数の食事の用意は、ある程度の人数が集まらないと大変です。継続的な人の確保が課題と言われています。補助金を出す条件に食品衛生責任者が必要という自治体も多いです。

食材や資金源の確保

こども食堂には、こどもに美味しいご飯をお金のことを気にせずたくさん食べて欲しいという目的があります。しかし、食材や場所、光熱費などは、お金が必要です。大勢の人に来てもらうと嬉しいという反面、資金源のことを考えているとやりくりに苦心している団体も少なくありません。こども食堂では、食材は地元の農家から安価に譲り受けたり、商店街の使用していない店舗のブースを借りるなどの工夫をしているケースも多いです。

最近ではこども食堂を設置すれば、補助金を出すという自治体も増えてきています。補助金を上手に利用して、こども食堂を経営している団体も多いです。

開催回数の少なさ

こども食堂は、月に1回か2回程度の開催という場所が多いです。こども食堂は、人やお金の面から毎日開催することは難しいところも多いです。回数が少ないので、こども食堂に行きたいと思った時にオープンしていない場合もあります。居場所は必要な子供には、開催回数が多いことが求められます。

継続できるかどうか

残念ながら、閉鎖するこども食堂も増えてきています。継続して活動することは、その場所に安らぎを抱いている子供にとって大事なことではないでしょうか。子供の視点に立った対応が求められています。

こども食堂を利用する方法は?

こども食堂を利用する人は、生活が大変だけというわけではありません。例えば奈良県のホームページには、こども食堂はすべての子どもが対象と記載されています。まずは、お近くのこども食堂の場所と開催日時を探しましょう。こども食堂ネットワークのホームページなどを参考にしてみましょう。ホームページには、必要な値段などが記載されています。

こども食堂によっては、子供にお手伝いをさせることを条件に子供料金を無料にしている団体もあります。

こども食堂を利用してみよう!

 

こども食堂が気になるけど行ったことが無いという人は、子供と一緒に勇気を出して行ってみましょう。地域のつながりも生まれ、子供を取り巻く問題に気が付くことでしょう。

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