在宅ワークの求人で約99万円の研修を勧められた体験談|契約前に確認した注意点

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「在宅でできる仕事なら、家事やほかの仕事とも両立しやすそう」

そんな気持ちで見つけたのが、オンライン秘書の求人でした。募集ページには、資料作成やデータ整理、スケジュール調整などの仕事内容が並び、報酬は月額3万~6万円。特別な資格や職歴も必要ないとのことで、私も応募してみることにしました。

ところが、オンライン面談を受けて話を聞いていくうちに、当初イメージしていた求人とは少し違う方向へ話が進んでいきます。

そこで提案されたのが、約99万円のAIスキル研修でした。

面談では「研修を受ければ仕事を発注する」「6か月ほどで元が取れる」「月50万円を目指せる」といった趣旨の説明もありました。最初に見た求人には高額な研修費について書かれていなかったため、「在宅ワークを始めるのに、ここまでのお金を払う必要があるの?」と疑問を感じたのです。

そこで私は、その場で契約せず、提示された契約書と最初の求人内容を一つずつ比較してみることにしました。

すると、求人に書かれていた内容・面談で受けた説明・契約書の記載には、確認しておいたほうがよいと感じる違いがいくつも見つかりました。

この記事では、私が実際に在宅ワーク求人へ応募してから約99万円の研修を提案され、契約を見送るまでの経緯を紹介します。

あわせて、在宅ワーク求人で高額な研修費や教材費を求められたときに確認したいポイントを、厚生労働省や消費者庁などの公的情報も交えながらまとめました。

在宅ワークを探している方や、「応募した求人で有料研修を勧められたけれど、このまま契約して大丈夫?」と迷っている方は、契約する前の判断材料として参考にしてください。

※本記事は筆者自身の体験と確認した資料をもとにまとめたもので、特定の事業者について詐欺・違法行為等を断定するものではありません。

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  1. 在宅ワークの求人に応募したら約99万円の研修を勧められた私の体験談
    1. きっかけは月3万~6万円のオンライン秘書求人だった
    2. 応募後のオンライン面談で研修サービスを紹介された
    3. 約99万円と聞いて契約前に立ち止まった
    4. 「6か月で元が取れる」「月50万円稼げる」と説明された
  2. 私が在宅ワークの契約を見送った5つの理由
    1. ①求人には約99万円の研修費について書かれていなかった
    2. ②オンライン秘書の求人と契約書の仕事内容が違っていた
    3. ③求人の月3万~6万円に対して研修費が高額だった
    4. ④面談で聞いた収入の話と契約書の「成果不保証」に差があった
    5. ⑤研修を受けても継続的に仕事を受注できる保証がなかった
  3. 在宅ワークで高額な研修費を求められたら注意したいポイント
    1. 仕事を始める前に研修費・教材費を求められたら一度確認する
    2. 「仕事を紹介するから研修を受けて」と言われた場合の注意点
    3. 「月○万円稼げる」「○か月で元が取れる」は契約書と照合する
    4. 業務提供誘引販売取引に該当する場合がある
    5. 契約内容によっては20日間のクーリングオフが認められる
  4. 在宅ワーク求人で失敗しないために私が今後確認したい7項目
    1. ①仕事内容と報酬が具体的に書かれているか
    2. ②仕事を始めるための費用を要求されないか
    3. ③求人票と面談後の仕事内容が変わっていないか
    4. ④会社名・所在地・運営実態を確認できるか
    5. ⑤口頭説明と契約書に食い違いがないか
    6. ⑥その場で契約・決済を求められていないか
    7. ⑦不安なら契約前に消費生活センターなどへ相談する
  5. まとめ|在宅ワーク求人で高額な研修を提案されたら即決しない
    1. 関連

在宅ワークの求人に応募したら約99万円の研修を勧められた私の体験談

副業や在宅ワークを探す中で、手軽に始められそうなオンライン秘書の求人を見つけました。

ここからは、月3万~6万円のオンライン秘書求人へ応募し、約99万円の研修を提案されるまでの経緯を時系列で紹介します。

同じように在宅ワークを検討している方の参考になれば幸いです。

きっかけは月3万~6万円のオンライン秘書求人だった

私が応募したきっかけは、大手クラウドソーシングサイトで月額3万~6万円のオンライン秘書求人を見つけたことでした。

募集内容には、決まった勤務時間に合わせるのではなく、自分の予定に合わせて作業を進められると記載されていました。

週10時間前後から取り組めるため、家事やほかの仕事と両立しながら収入を得たい人には魅力的に映る内容です。

報酬についても月額3万~6万円、稼働量によって変動し、時給換算では1,000~1,500円程度が想定されていました。

特別な資格や職歴は問われず、PCでの文書作成や入力作業ができる人、指示を確認しながら丁寧に仕事を進められる人などが対象です。

求人を見る限りでは、高額な研修を受講することが仕事を始める条件だとは読み取れませんでした。そのため、私も通常の在宅ワーク求人の一つとして応募しています。

応募後のオンライン面談で研修サービスを紹介された

求人へ応募した後に案内されたオンライン面談では、求人には記載されていなかった研修サービスについて説明を受けました。

面談は複数回にわたり実施。

1回目の面談では「有料のAIツールを利用することに抵抗はないか」といった質問を受け、2回目の面談では、AIを活用した仕事や収入についての説明へと話が進みました。

「AIを活用した業務で月70万円ほどの収入が見込める』という趣旨の説明を受けましたる」といった将来の収入に関する説明が始まり、最終的に約99万円の有料研修サービスを受けるよう勧められました。

支払いは月36回の分割払いも選択可能で、『案件を獲得すれば研修費を早期に回収できる』という趣旨の説明も。

約99万円と聞いて契約前に立ち止まった

研修費として提示されたのは約99万円で、36回の分割払いも案内されました。

仕事で早期に回収できるという趣旨の説明を受けましたが、私には非常に大きな金額です。

在宅ワークへ応募したはずが、高額な自己投資を求められる状況になったことにも不安を感じました。そのため、その場では契約せず、いったん持ち帰って考えることにしました。

「6か月で元が取れる」「月50万円稼げる」と説明された

面談では「6か月で元が取れる」「月50万円稼げる」といった具体的な数字を挙げて説明がありました。AI関連の仕事を学べば、提示されたオンライン秘書の報酬を大きく上回る収入が見込めるという内容です。

私自身も、在宅で安定して仕事につながるのであれば魅力はあると思いました。しかし、クレジットカード情報を入力しようとしたとき、改めて金額の大きさが気になりました。

99万円あれば、株式投資に回したり、子どもとの旅行に使ったりする選択肢もあるのではないか。そう考えると、簡単には決断できませんでした。

今回の経験から感じたのは、在宅ワーク求人で高額な研修を提案された場合、「稼げそうか」だけで判断せず、最初の求人内容・面談での説明・契約書の3つを並べて確認することが重要だという点です。

その後、契約書を改めて読み直すと、約99万円を支払っても仕事量や収入が保証されていないことが分かりました。

この記事では特定の事業者が詐欺や違法行為を行ったと断定するものではありません。

ただ、同じように在宅ワークを探していて高額な研修費を提示された方にとって、私の経験が契約前に一度立ち止まるきっかけになればと思います。

私が在宅ワークの契約を見送った5つの理由

契約を見送る旨を連絡したところ、再度説明を受けました。それでも不安が解消されなかったため、今回は契約しないことにしました。

①求人には約99万円の研修費について書かれていなかった

最も大きな違和感は、応募時に見たオンライン秘書の求人には、約99万円の研修費について記載されていなかったことです。

求人には月額3万~6万円、時給換算では1,000~1,500円程度とありました。仕事内容も資料作成のサポートやデータ整理、スケジュール調整などです。

応募後についても、オンライン面談で仕事内容や稼働ペースを確認し、「内容を確認していただいたうえで業務開始」と説明されていました。

そのため、私は「仕事をするために約99万円の研修契約が必要になる」とは想定していませんでした。

もちろん、業務を始める前に研修を実施する企業そのものが問題というわけではありません。

ただ、応募時には分からなかった大きな金銭負担が選考途中で提示されたことは、契約するかどうかを考え直すきっかけになりました。

②オンライン秘書の求人と契約書の仕事内容が違っていた

次に気になったのは、求人で示されていた仕事内容と、契約書に書かれていた業務内容が大きく異なっていたことです。

求人はオンライン秘書の募集でした。

しかし契約書に記載されていた研修内容はAIの基礎、ライティング、画像生成、動画編集、SNS運用、マーケティングなど幅広いもの。

研修後に想定されている業務も、動画制作やBGM作成、キャラクター画像生成、講師業、Instagram運用など、オンライン秘書とは別の職種のように感じました。

AIスキルを学ぶこと自体は興味があります。しかし、「オンライン秘書として働くために応募した」という前提から考えると、方向性が変わっているように思えました。

③求人の月3万~6万円に対して研修費が高額だった

3点目は、求人に記載されていた報酬と、約99万円の研修費を比べたときに、そのその差が非常に大きいと感じたことです。

求人の報酬は月3万~6万円でした。仮に毎月6万円を継続して受け取れたとしても、単純計算で99万円に達するには16.5か月かかります。月3万円なら33か月です。

もちろん、税金や経費を考慮していない単純計算です。

しかも、契約書には「業務内容や数量、単価は案件により変動し、特定の単価や報酬総額を保証しない」と明記されていました。

「将来稼げる金額」ではなく、「99万円を支払った場合に、どの程度の仕事が確実に受けられるのか」を考えると、私には大きな負担だと感じました。

④面談で聞いた収入の話と契約書の「成果不保証」に差があった

4つ目は、面談で受けた収入についての説明と、契約書を読んだときの印象に差があったことです。

私が面談で聞いたのは、「6か月ほどで元が取れる」「月50万円以上稼げる」といった趣旨の説明でした。

こうした説明を聞けば、「99万円は高いけれど、仕事ですぐに回収できるなら……」と考えてしまうかもしれません。私も一度は迷いました。

ところが契約書を確認すると、研修によって収入・収益・案件数・採用・成果が得られることを保証しないと記載されています。

ここで私は、面談で聞いた将来の収入だけを基準に約99万円を支払うのは怖いと感じました。

口頭で魅力的な収入例を聞いた場合ほど、「その金額は保証されるのか」「契約書にはどう書かれているのか」を分けて考える必要があります。

⑤研修を受けても継続的に仕事を受注できる保証がなかった

最後の決め手は、研修を受けても安定した仕事が保証されていなかったことです。

契約書には「研修修了後、スキルチェックに合格した場合に業務委託案件を受注できる」とありましたが、同時に「業務量や継続的な発注は保証しない」とも書かれていました。

私が求めていたのは、高額な研修ではなく、在宅で続けられるオンライン秘書の仕事です。

研修費を支払った先に安定した収入が見込めるわけではないと分かり、契約を見送ることにしました。

在宅ワークで高額な研修費を求められたら注意したいポイント

在宅ワークへ応募した後、業務開始の条件として高額な研修費や教材費を提示されるケースがあります。その場合は、その場で支払いを決めず、契約内容を確認することが大切です。

「この研修を修了すれば仕事を紹介する」「報酬ですぐ費用を回収できる」といった言葉を聞くと、将来への投資に感じるかもしれません。

ただ、実際にどのくらいの案件が回ってくるのか、報酬の水準、継続的な発注があるかどうかは別の話になります。

厚生労働省は、自営型テレワークで高額な研修費や教材費を請求されるケースについて注意を促しています。

消費者庁も、仕事の提供と金銭負担が組み合わされた取引について、特定商取引法上のルールを案内していますよ。

今回の経験をきっかけに調べた、契約前に確認したいポイントを紹介します。

仕事を始める前に研修費・教材費を求められたら一度確認する

在宅で仕事を始める前に、高額な研修費や教材費を請求されたら、すぐに応じるのではなく「この費用がなぜ必要なのか」をはっきり確認した方が安心です。

研修自体に料金がかかるサービスがすべて問題というわけではありません。気をつけたいのは、求人に応募した流れで、当初想定していなかった大きな金銭的負担を突然求められるパターンです。

厚生労働省の「ホームワーカーズウェブ」では、在宅ワークの仲介事業者に問い合わせたところ、研修費や教材費として数十万円を請求されたケースを取り上げ、注意を促しています。

私の場合も、最初に応募したオンライン秘書の求人には、約99万円の研修を受けることが業務開始の条件だとは記載されていませんでした。

選考の途中で費用の話が出てきたら、求人ページを改めて確認し、金額や支払い条件、研修を受けなかった場合に仕事を受けられるのかどうかを書面で明確にしておくことが大切です。

「仕事を紹介するから研修を受けて」と言われた場合の注意点

「研修を受ければ仕事を紹介する」と説明された場合は、研修内容だけでなく、その後の仕事がどこまで保証されているのかを確認する必要があります。

消費者庁の特定商取引法ガイドには、在宅ワークに関する具体的な相談事例が掲載されています。

その事例では、教材を購入して学習し、スキルチェックに合格すればデータ入力の仕事を提供すると説明されていました。

しかし、契約者はスキルチェックに合格できず、結果として仕事を受けられなかったとされています。消費者庁は、このようなケースについて、契約前に合格率や合格者数、仕事量、平均収入などを資料で確認するよう案内しています。

私が提示された契約書でも、研修を修了すれば無条件で仕事を受けられる内容ではありませんでした。

会社所定のスキルチェックへの合格が条件となっており、業務量や継続的な発注、報酬総額も保証されていません。

「仕事を紹介してもらえる」という説明だけで判断せず、どのような条件を満たせば仕事を受けられるのか、仕事量や単価に最低保証があるのかまで確認することが大切です。

「月○万円稼げる」「○か月で元が取れる」は契約書と照合する

高額な研修を提案されたときに、「月○万円稼げる」「数か月で研修費を取り戻せる」と説明された場合は、その金額だけで判断しないようにしましょう。

重要なのは、面談で聞いた収入の話と、契約書に記載されている条件が一致しているかどうかです。

私の場合、面談では「6か月ほどで元が取れる」「月50万円稼げる」といった趣旨の説明を受けました。別の面談では、AIを活用した仕事で月70万円ほどの収入を見込めるという話も出ています。

ところが、提示された契約書には、研修によって収入や収益、案件数、採用、成果が得られることを保証しない旨が記載されていました。

消費者庁も、最初に高額な商品などを購入し、「仕事から得られる収入でクレジットの返済ができる」と考えて契約しても、想定した収入が得られない場合があると注意を促しています。

収入例を提示されたら、「平均なのか一部の事例なのか」「実際にその金額を得ている人はどのくらいいるのか」「最低報酬は保証されているのか」といった点まで確認すると判断しやすくなります。

業務提供誘引販売取引に該当する場合がある

「仕事を提供するので収入を得られる」と勧誘し、その仕事をするための商品購入やサービス契約などの金銭負担を求める取引は、内容によって特定商取引法の「業務提供誘引販売取引」に該当する場合があります。

簡単にいえば、『仕事で収入を得られると勧誘し、そのために商品やサービスの購入などを求める取引』です。

消費者庁によると、業務提供誘引販売取引に該当すると、事業者には勧誘や書面交付などについて特定商取引法上のルールが適用されます。

契約後のクーリングオフについては、次の項目で詳しく説明します。

対象になり得るのは商品代だけではありません。消費者庁の法解釈では、仕事をするために必要な研修サービスの代金も「特定負担」に含まれるとされています。

具体例として、研修で身につけた技能を利用して行う在宅ワークも挙げられています。ただし、研修費が発生する契約だからといって、すべてが業務提供誘引販売取引になるわけではありません。

実際に該当するかどうかは、仕事を提供するとした勧誘内容、金銭負担との関係、契約形態などによって判断されます。「仕事をするために高額なサービスへの加入が必要」と説明された場合は、契約前にこの制度について確認しておくとよいでしょう。

厚生労働省「初心者向け:業者からの費用請求について」消費者庁「業務提供誘引販売取引」は参考になるので目を通しておくことをおすすめします。

契約内容によっては20日間のクーリングオフが認められる

もし高額な研修を契約してしまった場合でも、契約内容によってはクーリングオフを利用できる可能性があります。消費者庁によると、業務提供誘引販売取引に該当する場合、法律で定められた契約書面を受け取った日から数えて20日以内であれば、原則として書面または電子メールなどの電磁的記録によってクーリングオフできます。

クーリングオフが適用されれば、契約解除に伴う違約金や損害賠償を支払う必要はありません。今回私が提示された契約書にも、業務提供誘引販売取引に該当する可能性があることが記載されています。

加えて、契約書には20日間のクーリングオフについても記載されていました。ただし、「高額研修なら必ず20日間クーリングオフできる」という意味ではありません。

取引の形態などによって適用される制度は異なるため、自分だけで判断するのが難しい場合は消費生活センターなどへ相談する方法があります。

在宅ワークを探していると、魅力的な収入例や「仕事につながる」という言葉に心が動くこともあります。

しかし、高額な費用を求められたときほど即決せず、求人の内容・面談での説明・契約書の3つを照らし合わせることが大切です。

仕事を得るためにお金を支払う契約になっている場合は、「いくら稼げそうか」だけではなく、「何が保証されているのか」「仕事を受けられなかった場合に支払いだけが残らないか」まで確認してから判断しましょう。

在宅ワーク求人で失敗しないために私が今後確認したい7項目

今回の出来事を通して痛感したのは、在宅ワークを探す際は単に求人票の条件や報酬を見るだけでなく、「応募後にどのような提案をされるか」まで見極めて判断することの大切さです。

募集ページではとても魅力的に思えても、オンライン面談を進めていくうちに、面談を進めるうちに、想定と異なる条件を提示される可能性もあります。

特に、高額なスクール費用・教材費・サポート代などの名目で金銭の支払いを求められたときは、その場で返答せず一度冷静になる時間が必要です。

私自身の反省を踏まえ、今後新しい在宅求人へ応募する際に今後確認したい7つのチェック項目をまとめました。

①仕事内容と報酬が具体的に書かれているか

最初に確認したいのは、「何をして、いくら受け取れる仕事なのか」が求人情報から分かるかどうかです。

「初心者でも高収入」「スマホだけで稼げる」といったイメージだけでは、実際の仕事を判断できません。仕事内容、報酬、稼働時間、報酬が発生する条件などを確認します。

今回私が応募した求人では、資料作成のサポート、データ整理、スケジュール調整と仕事内容が具体的に示され、報酬も月額3万~6万円、時給換算1,000~1,500円程度と記載されていました。

そのため、私は一般的なオンライン秘書の仕事を想定して応募しています。

今後は求人情報だけでなく、面談後も同じ仕事内容・報酬条件が維持されているかまで確認したいと思います。

②仕事を始めるための費用を要求されないか

応募した後に、研修料・教材の購入代・システム登録料といった名目で費用の負担を求められたら、その金額と必要性を慎重に確かめる必要があります。

有料の学習サービス自体に問題があるとは限りません。

注意したいのは「仕事を得るために応募したはずが、いつの間にかお金を支払う立場にすり替わっていないか」という点です。

今回の体験では、最終的に約99万円のAI研修プランを提案されました。

もし今後同じような事態に直面したら、「この支払いを拒否したら不採用になるのか」「最初に応募した案件は受託できないのか」「求人票のどこに費用の記載があったのか」を書面で確認するつもりです。

特に数十万円規模の支払いを求められた場合は、その場で決めず、持ち帰って検討します。

③求人票と面談後の仕事内容が変わっていないか

求人票は、応募した後も保存しておくことが大切だと感じました。

今回の求人はオンライン秘書で、資料作成やデータ整理、スケジュール調整などが主な仕事でした。

ところが、提示された契約書では、動画制作・編集、BGM制作、ライティング、生成キャラクター画像、講師、Instagram運用などが報酬例として挙げられています。

私はこの違いを、契約を見直す材料の一つにしました。

応募後に別の仕事を提案されること自体が、直ちに問題になるわけではありません。ただし、「私は何の求人に応募したのか」「現在契約しようとしているのは何なのか」が分からなくなったら、話を進める前に整理したほうがよいでしょう。

求人ページが削除・変更される可能性も考えて、応募時にスクリーンショットを残しておくと後から比較できます。

④会社名・所在地・運営実態を確認できるか

応募先企業の情報を自分自身で検索して調べることも、今後は徹底したい習慣の一つです。

企業名・本社所在地・代表者名・公式サイトなどを調べ、求人票に書いてある情報と矛盾がないかを確認します。ただし、公式サイトがあるという理由だけで、安全性を判断しないことも大切です。

企業の自社サイトは、あくまでその会社が独自に発信している情報に過ぎません。

法人情報や所在地を確認できたとしても、それだけで目の前の契約内容が適切だとは判断できません。

高額な支払いを伴う契約を提示された場合は、会社の信頼性と契約内容の妥当性を切り離して考える必要があります。

⑤口頭説明と契約書に食い違いがないか

今回とくに重要だと感じたのは、面談で聞いた話と契約書の記載を突き合わせることでした。

面談では「半年ほどで元は取れる」「月50万円は狙える」といった説明を受け、別の面談では、AIを活用した業務で月70万円ほど見込めるという話も出ました。

ところが契約書には、研修を受けても収入・収益・案件数・採用・成果を保証するものではない、という趣旨の記載がありました。

どれほど魅力的な口頭説明を受けたとしても、契約後の条件を確認するうえでは、契約書の記載を必ず確認しておきたいところです。

とくに「必ず」「確実に」「○か月で回収できる」と受け取れるような説明があった場合は、契約書にも同じ内容が明記されているかを照らし合わせたいところです。

⑥その場で契約・決済を求められていないか

提示された金額が大きいほど、「私は『その日のうちに決めない』ことを今後のルールにしたいと思います。

分割払いを選択すると月々の支払額が小さく思えてしまいますが、見るべきなのは1回あたりの金額ではなく「支払総額がいくらになるのか」や「途中解約時の規定」です。

私が提示された契約書にも、高額な研修費用をクレジットカードの一括・分割で支払える旨や、複数のカードを組み合わせて決済できる旨が記載されていました。

私は約99万円という金額に恐ろしさを感じてその場での契約を断りましたが、一度返答を保留し、契約書を読み返す時間を取れたことは、判断材料を整理するうえで役立ちました。

⑦不安なら契約前に消費生活センターなどへ相談する

最後に、自分ひとりで判断がつかないときは、契約前に第三者へ相談するという手段もあります。

消費者庁の「消費者ホットライン188(いやや!)」に電話をかければ、近くの消費生活センターなどの窓口につないでもらえます。

とくに、「仕事を紹介すると言われ、高額な研修を勧められた」「契約を急かされている」「説明と契約書の内容が食い違っている気がする」といったケースでは、無理にひとりで結論を出す必要はありません。

相談する際は、求人ページ、LINEやメールなどのやり取り、契約書、料金表、面談で説明された内容のメモなどを事前に準備しておくと、状況を整理しやすくなります。

今回の経験を通じて、「怪しいかどうかを自分だけで判断する」のではなく、迷ったら契約前に確認するという姿勢の大切さを実感しました。

まとめ|在宅ワーク求人で高額な研修を提案されたら即決しない

今回は、私の体験談を基に在宅ワーク求人の注意点について紹介しました。

仕事がないとつい焦ってしまうものですが、少しでも疑問や違和感を覚えたら、一度立ち止まりましょう。

少しでも疑問や違和感を覚えたら、いったん最初の求人票に立ち返りましょう。応募時の内容と現在提示されている契約を比較することが、トラブルを避けるための一つの対策になります。

高額な費用を提示されたときほど即決せず、納得できるまで確認してから契約することが大切です。

私が利用している在宅ワークサービス

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